海外情勢

香港、改正案の撤回もデモ収束せず 活動家ら「5大要求通るまで」 (2/2ページ)

 投資家は逃亡犯条例改正案の撤回を歓迎、4日の香港ハンセン指数が10カ月ぶりの大幅上昇となった。だが、大半のアナリストは今回の株高が売り込まれてきた香港株の一時的な戻りにすぎないとみている。

 改正案の正式撤回を含め、林鄭長官の最大の譲歩は暴力のエスカレートを受けたものだったため、何十万人もの人々が参加する平和的な行進よりも過激な行動の方が効果的だという考えを後押ししている。

 焦点はデモ参加者が最終目標に向けた推進力を保つことができるかどうかだ。林鄭長官は自身として最善の提案を俎上(そじょう)に載せ、普通選挙の導入という最も難しい要求は北京だけが決めることができることを示唆した。

 ロンドン大学SOAS中国研究所の曽鋭生所長は「香港における正真正銘の民主主義は議題にならず、今後もないだろう」と指摘。北京側が「態度を軟化し続けることはないだろう。習近平国家主席は香港のデモ隊が共産党に勝利することを許すわけにはいかない」と話した。(ブルームバーグ Iain Marlow)

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