海外情勢

米就業者13万人増に鈍化 8月

 【ワシントン=塩原永久】米労働省が6日発表した8月の雇用統計(速報、季節調整済み)は、景気動向を敏感に反映する非農業部門の就業者数が前月から13万人増と、前月(15万9千人)から鈍化した。失業率は3・7%と前月から変わらず低水準を維持した。

 就業者数の市場予想(ロイター通信調べ)は15万8千人増だった。建設業やヘルスケア産業、金融サービスなどで雇用が増えた。小売りは3カ月連続で就業者が減少した。

 就業者数の増加幅は今年に入り平均15万8千人程度と、昨年の22万3千人程度から伸び悩んでいる。今年8月は景気回復の目安とされる20万人を下回った。

 一方、物価上昇率の先行きに影響を及ぼす可能性がある賃金上昇率は3・2%のプラス。働く意欲がある人の多さを示す労働参加率は63・2%となり、前月から改善した。

Recommend

Ranking

アクセスランキング

Biz Plus