海外情勢

海外技能者の受け入れ継続 シンガポール、国際競争力維持を重視

 シンガポールのチャン貿易産業相は、世界的競争力を備えた経済の維持を確実にするため、特にテクノロジー部門での熟練外国人労働者受け入れにオープンであり続ける必要があるとの認識を示した。

 チャン氏は2日の議会演説で、自国の産業や労働者を守るため障壁を設けている一部諸国のような「内向きの保護主義的アプローチ」を取る余裕はシンガポールにはないと指摘。景気鈍化や国内労働力を強化する目標を踏まえ、テクノロジー企業が外国人技能者を呼び込むのを支援する新たな政府プログラムが必要かどうかに関する議員の質問に答えた。

 テクノロジー部門の技能者が世界的に不足する中、シンガポールが海外の人材にオープンであり続けなければ、「ほぼ確実に取り残されるだろう」とも語り、テクノロジー分野に習熟した専門家を誘致しようと就労ビザプログラムを最近変更したフランスやタイなどの国を例に挙げた。

 チャン氏はその上で、「短期的にそうしたスキルをもたらすのは海外の人材かもしれないが、国民が長期的な恩恵を得るための戦略的な見方も必要だ」と述べた。(ブルームバーグ Yongchang Chin)

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