海外情勢

米、電子たばこ販売禁止検討 フレーバー付き 子供の健康影響懸念

 米トランプ政権はフレーバー付き電子たばこの販売を禁止する方針を明らかにした。10代の若者の間で利用が広がり、原因不明の疾患の報告が多く寄せられている状況を踏まえ、急成長している電子たばこ業界の監視を強化する。

 トランプ大統領は11日、ホワイトハウスの大統領執務室で記者団に対し、電子たばこが米国で「特に子供に関して」公衆衛生上の差し迫った問題になっていると指摘。「これに関し何か非常に強力な措置を講じる必要があるだろう」と語った。

 同席したアザール厚生長官によると、今年電子たばこを吸引したと答えた子供は500万人と、昨年の政府調査(360万人)から急増した。

 同長官はほぼ全てのフレーバー付き電子たばこの販売取り締まりを目指すガイドラインを食品医薬品局(FDA)が数週間以内に公表すると説明した。FDAは業界規制に慎重に動いていたが、学齢期の子供の吸引が急激に増えている状況を受け、当局に介入を求める世論が強まっている。

 同長官が予告した見直し案では、タバコ風味以外のフレーバー付き電子たばこは30日以内に市場から撤去され、その後、メーカーは販売再開を申請する段取りとなる。

 FDAの承認を得るには、未成年者の利用が習慣化する可能性を含め、自社製品について利点がリスクを上回ることを証明する必要がある。(ブルームバーグ Anna Edney、Josh Wingrove)

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