海外情勢

中国、工業生産低迷続く 4・4%、17年半ぶり水準

 中国国家統計局が16日発表した8月の工業生産は前年同月比4・4%増だった。伸び率は2002年2月(2・7%増)以来、17年半ぶりの低水準となった。米中貿易摩擦の長期化で製造業の不振に歯止めがかからなかった。

 伸び率は7月の4・8%と比べ0・4ポイント低下した。

 同時に発表された他の経済指標も精彩を欠いた。1~8月の固定資産投資は前年同期比5・5%増で、伸び率は1~7月より0・2ポイント減速。消費動向を示す8月単月の小売売上高は前年同月比7・5%増となり、7月から0・1ポイント下落した。 国家統計局は「国際環境の不安定要素は明らかに増加している」と懸念を示した上で「国内市場を強化し、経済の健全な発展を確保する必要がある」と強調した。

 トランプ米政権が対中制裁関税の税率引き上げを先送りすると表明し、中国は米農産品の新規購入に動くなど歩み寄りを見せており、10月の米中閣僚級協議の行方が焦点になっている。(共同)

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