海外情勢

ニッケル高騰、市場は混乱 インドネシア、2年前倒し12月末禁輸

 インドネシアはニッケル鉱石の禁輸を前倒しして今年12月末から実施する。前回発表から2年早めた。輸出が禁じられれば、電池やステンレス鋼に用いられるニッケルの世界的な不足に拍車が掛かる可能性がある。これを受け、ニッケル相場は8月30日に5年ぶり高値を付けて以降、上昇基調が続いている。

 ジョナン・エネルギー・鉱物資源相が禁輸ルールに署名したと、アグン・プリバディ同省報道官が30日に明らかにした。

 インドネシア当局者が禁輸措置について、当初2022年としていた期限を前倒しする方針を示したことから、ニッケル市場はこの数週間に混乱。またジョコ大統領が7月、鉱物の自国での加工を増やすよう呼び掛けたことで、前倒しの臆測が強まっていた。(ブルームバーグ Viriya Singgih、Yoga Rusmana)

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