海外情勢

中国の実務者代表、きょう訪米 来月予定の閣僚級協議に備え

 中国商務省は17日、実務者レベルの通商チームが18日に米国を訪問すると発表した。10月に予定される閣僚級協議に備える。同省の声明によると、廖岷財政次官が代表団を率いる。ライトハイザー米通商代表部(USTR)代表とムニューシン財務長官が中国の劉鶴副首相と最後に会談したのは7月末の上海で、その後米国は追加で中国製品1100億ドル(約11兆9000億円)相当に関税を賦課。中国の報復措置を招いている。

 ブルームバーグは、トランプ政権当局者が知的財産と農産物購入に関する中国のコミットメントと引き換えに、一部の米国の関税発動を延期ないし撤回する内容の限定的な貿易合意案を提示することを協議していると報じていた。

 米商業会議所のトーマス・ドナヒュー会頭は16日、包括的な合意取りまとめにはまだ多くの作業が残されていると指摘。同会頭は中国による米国の農産物購入などの問題で一部進展があるとライトハイザー代表が示唆したと述べた上で、完全な合意をまとめるのは「途方もない挑戦」だと説明。合意に楽観的ながらも現実的にみて「単純な問題ではない」と付け加えた。(ブルームバーグ Mark Niquette、Ben Brody)

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