国内

全銀協会長、マイナス金利深掘りを牽制 「金融仲介機能低下の恐れ」

 全国銀行協会の高島誠会長(三井住友銀行頭取)は19日の記者会見で、日本銀行が同日の金融政策決定会合で大規模な金融緩和策の維持を決定したことに対し「マイナス金利の深掘りが見送られたことは率直に歓迎したい」と評価した。

 マイナス金利の導入から今月で3年7カ月が経過。超低金利下で、銀行は資金収益の低下に苦しんでいる。それでも、日銀は追加緩和する場合のメニューにマイナス金利の深掘りを残したままだ。

 高島氏は、仮にマイナス金利が深掘りされた場合について「顧客にとって借入金利低下のメリットはある一方で、銀行の健全性が損なわれると、金融仲介機能が低下することもある」と指摘。企業の新たな資金需要につながる効果にも疑問を呈し、日銀に慎重な政策運営を求めた。

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