海外情勢

ヘッジファンド運営会社、AT&T株32億ドル新規取得 株価の押し上げ要求 (1/2ページ)

 資産家、ポール・シンガー氏率いるヘッジファンド運営会社エリオット・マネジメントは、米通信大手AT&Tの新たな持ち分32億ドル(約3460億円)相当を開示した。AT&Tに対し、資産売却とコスト削減を通じて株価を50%余り押し上げる計画を突きつけている。

 エリオットは9日付のAT&T取締役会に宛てた書簡で、4部から成る計画を提示した。この計画では、衛星放送ディレクTVやメキシコの携帯電話事業、固定電話事業の一部などの資産売却を模索するよう求めている。さらに、戦略に合わない事業からの撤退や事業効率の改善、大規模買収の打ち止めを促している。エリオットはAT&T取締役会への追加メンバー候補も推薦すると明らかにした。AT&Tの広報担当者からコメントは得られていない。

 エリオットがAT&Tの新たな持ち分を取得したことに素早く反応したのはトランプ米大統領だ。これは「素晴らしいニュース」だと歓迎。エリオットの出資によって、CNNのアンカーが発する「偽ニュースに歯止めがかかるだろう」と期待を表明した。

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