株価・外為

投資マネー流入、不動産投資信託 9月に入り12年ぶりの高値圏で推移 (1/2ページ)

 不動産投資信託(REIT)市場が活況だ。東京証券取引所に上場するREITの値動きを示す東証REIT指数は9月に入って2100ポイント近辺に上昇し、12年ぶりの高値圏で推移している。世界的な低金利環境が続く中、分配金利回りの高さにひかれ、投資マネーがREIT市場に流れ込んできている。

 19日の東証リート指数は前日比0.51%高の2119.0ポイントと3日ぶりのプラス。昨年末から約2割上昇した。

 REITが注目されるのは、国内不動産市況が好調だからだ。19日に発表された都道府県地価(基準地価)は、商業地の全国平均が3年連続で上昇、住宅地も下げ止まりがみられた。背景には、東京五輪など大型イベントがめじろ押しで、不動産開発が当面続くとの期待がある。

 低金利環境もREITには追い風だ。REITは投資家から集めた資金で不動産を取得し、賃貸収入や売買益を投資家に分配する。「Jリート」と呼ばれる上場リートの分配金利回りは現在約3.6%と、債券や新興国通貨と比べて高水準を維持。為替リスクを伴わない点も魅力だ。

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