海外情勢

737MAX運航再開越年か 米欧当局が意見相違、ソフト修正遅延

 英金融大手バークレイズは23日までに、米航空機大手ボーイングの737MAXは2020年初めまで運航が再開されない公算が大きいとするリポートをまとめた。米欧の監督当局の間で意見が割れているほか、ボーイングが月内に予定している最終的なソフトウエア修正案がまだ提出されていないことを理由に挙げた。

 リポートではボーイングの業績予想を下方修正し、21~22年の1株当たりフリーキャッシュフロー(FCF)が20ドル台後半と、737MAX運航停止以前の予測を20%程度下回るとの見通しを示した。

 737MAXは5カ月間に2度の墜落事故を起こした後、今年3月に運航停止となった。ボーイングは10~12月期の早い時期に米当局の運航再開許可を得られるとの見通しを示しているが、欧州航空安全庁(EASA)と米連邦航空局(FAA)の間で意見の相違が広がっていることで運航停止期間が延びる可能性があると一部の航空業界幹部は警告している。(ブルームバーグ Esha Dey)

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