海外情勢

新興国初のIMF専務理事 ブルガリアのゲオルギエワ氏就任決定

 国際通貨基金(IMF)は25日の理事会で、ブルガリア出身の女性エコノミスト、クリスタリナ・ゲオルギエワ氏(66)の専務理事への就任を決めた。専務理事は欧州出身者が就くのが慣例だが、1944年のIMF創設以来、初めて新興国出身者がトップに就く。同氏の承認に際し、IMFは65歳未満とする年齢制限を撤廃した。

 IMF理事会の承認後に公表された声明によると、世界銀行の最高経営責任者(CEO)をこれまで務めていたゲオルギエワ氏は10月1日に就任し、任期は5年。2011年からIMFを率い、欧州中央銀行(ECB)総裁に就任するクリスティーヌ・ラガルド氏の後任となる。

 ゲオルギエワ氏はワシントンのIMF本部で記者団やスタッフを前に「警告サインが点滅しており、われわれは試練に備えなければならない」とし、「世界の経済成長は引き続き失望感を招き、貿易摩擦も続いている上に、多くの国で債務負担が膨らんでいる。直面する課題を十分に認識して職務を果たす」と力を込めた。(ブルームバーグ Jeff Kearns、Michael Winfrey)

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