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歴代政権の「鬼門」か 消費税率上げ、30年で3回どまり (1/2ページ)

 10月1日に税率が10%となる消費税は、平成元年4月に税率3%で導入されたが、その後30年間での税率引き上げは、今回も含め、わずか3回にとどまる。国民の反発が根強く、歴代政権も「増税すれば選挙に負ける」と“鬼門”視してきたことが大きい。

 消費税導入論が浮上したのは昭和50年代前半。高度経済成長の終了後、税財源を景気に税収が左右されやすい所得税などの直接税ではなく、大型間接税に頼るべきだとの意識が背景にあった。大平正芳、中曽根康弘両政権が導入に失敗後、消費税を導入したのは竹下登政権。世論の反発の中、63年12月に関連法案を成立させたが、リクルート事件も絡み支持率は落ち、平成元年6月、増税から2カ月後に退陣へ追い込まれた。

 9年4月には橋本龍太郎政権が税率を3%から5%へ引き上げたが、金融危機もあり景気が後退。翌年7月の参院選で自民は大敗し橋本首相は退陣した。

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