海外情勢

中国で高まる愛国ブーム テンセント、人民日報と共同開発のゲームが首位に (1/2ページ)

 中国の国慶節(建国記念日)前日の9月30日、同国のIT大手テンセントが共産党機関紙の人民日報と共同開発した、愛国心を醸成するゲーム「ホームランド・ドリーム」のダウンロード数が、中国国内の米アップル製品向けアプリ販売で首位になった。愛国心の高まりを反映したものとみられている。

 ホームランド・ドリームは減税や貧困対策などに取り組みながら、理想の架空都市を作り上げるシミュレーションゲーム。ゲーム内では「一国二制度」や「一帯一路」といった共産党のスローガンを象徴したアイテムを収集するイベントがあり、実際の中国を想起させる内容となっている。同タイトルは24日に発売された。

 中国当局は建国70年を大々的に祝賀するキャンペーンとして、愛国心を鼓舞する映画を放映。10月1日には恒例の軍事パレードも生中継した。

 テンセントは共産党に配慮した内容のゲーム作りに注力しているが、今回の新作も例外ではない。同社は8月の大型ゲーム展示会で、今回の新作と同時期に広東省と共同で製作した姉妹作「ストーリー・オブ・マイホーム」を発表。また、5月には人気の戦闘ゲーム「プレーヤーアンノウンズ・バトルグラウンズ(PUBG)」の中国版サービスを終了し、中国人民解放軍を称賛する内容の同種の新ゲームを発表した。

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