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復興と廃炉見届け次世代に 小泉環境相が東京電力福島第1原発を視察

 小泉進次郎環境相兼原子力防災担当相は2日、福島県を訪れ、就任後初めて東京電力福島第1原発を視察した。廃炉作業の状況などを確認し「改めて原発事故の爪痕の大きさと深さに思いをはせた。私たちの世代で福島の復興と廃炉を見届け次世代につなげたい」と述べた。

 防護服と全面マスクを着用して3号機の原子炉建屋に入り、プールから核燃料を取り出す作業について東電側から説明を受けた。増え続ける処理水を保管しているタンク群も見て「この問題を最も心配しているのは福島の漁業者だ」と話した。

 第1原発視察前には、除染に伴い発生した汚染土や廃棄物を保管する大熊町の中間貯蔵施設と楢葉町の仮置き場を見て回った。同施設では1日当たり延べ約2400台のトラックが往来し、搬入が本格化している。小泉氏は、汚染土が入った袋をクレーンで積み込む作業を目にして「改めて安全確保の重み、重要性を実感することができた」と語った。

 環境省は、各市町村の仮置き場にある汚染土を2021年度までに同施設へ搬入する計画。

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