海外情勢

決済会社4社、FB「リブラ」の正式参加は保留 規制当局との関係懸念

 米フェイスブックが計画する仮想通貨「リブラ」を管理する団体「リブラ・アソシエーション」に創設メンバーとして加わったビザやマスターカードなど決済会社4社は、同プロジェクトに正式参加するかどうか二の足を踏んでいる。事情に詳しい関係者が明らかにした。

 関係者によれば、ビザとマスターカード、ペイパル・ホールディングス、ストライプの4社は、リブラ憲章に正式に署名するか決めかねている。リブラのプロジェクトに慎重姿勢を示す規制当局と良好な関係を維持できるかを懸念しているためだという。

 リブラ・アソシエーションは月内に同プロジェクトへのコミットメントを再確認するよう創設メンバー28社に求めていると、事情に詳しい3人の関係者が明らかにした。

 リブラが発表される前、各社はアソシエーションへの参加を検討する拘束力のない同意書に署名していた。

 関係者3人によると、憲章への署名は14日にもスイスで行われる可能性があるという。

 ストライプの広報担当者は「当社が参加に向けて取り組み始めて以降、リブラへの関与は何も変わっていない」と説明。「憲章をめぐり他の参加者と作業していくことに合意し、こうした取り組みを続けている。われわれは引き続き積極的に関与している」と述べた。ただ、同社が憲章への署名をためらっているのかについては具体的にコメントしなかった。

 フェイスブックとビザ、マスターカード、ペイパル、リブラ・アソシエーションの広報担当はいずれもコメントを控えた。(ブルームバーグ Lydia Beyoud、Joe Light)

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