関電第三者委会見

委員長は「公正、中立」アピール、弁護士15人の調査チーム編成

 9日に大阪市内で開かれた関西電力が設置した第三者委員会のメンバーによる会見で、委員長の但木(ただき)敬一弁護士(元検事総長)は「中立、公正な立場から評価したい」と繰り返し、まったく固定観念を持たずに調査を進める考えを強調した。

 調査では、対象範囲や、年代をどこまでさかのぼるかなどについては未定としつつ、「自分の耳で聞くことが大事。必要があれば(昨年の社内調査の対象と)同じ人をまた対象にすることは十分にある」と述べた。関電側に金品を贈った福井県高浜町の元助役(故人)と親しい同町の建設会社「吉田開発」についても「明らかにしていかなければならないと思っている」と述べ、調査対象にする考えだ。

 調査では中心となる委員・特別顧問の4人に加え、弁護士15人による調査チームを編成してヒアリングなどにあたる。東京と大阪の両方に拠点を設ける。但木氏は、調査チームは常に動いているとして、委員による会合も月に数回のペースで開く考えを示した。

 一方、大阪市が関電の筆頭株主として推薦する委員を第三者委に加えるよう求めていた件については、但木氏は応じなかった理由について「第三者委はそういう性質のものではない。まったく関係がない人が、まったく公正・中立的な目で審議する」と述べた。

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