海外情勢

アメリカ、対中マネー制限を協議 否定一転 政府年金基金の投資阻止

 トランプ米政権は米国から中国への資本流入を制限することについて協議しており、特に政府年金基金の投資に重点を置いていると、事情に詳しい関係者が明らかにした。

 そのような制限についてさまざまな選択肢が検討されているとのブルームバーグ・ニュースの先月の報道を米当局者は強く否定していた。しかし、関係者によると、政権当局者らはその直後に同問題に関する会合を開き、米政府の退職年金基金が中国の経済成長のための資金を提供するのを阻止する方法を重点的に話し合った。ナバロ米国家通商会議(NTC)委員長は報道を「偽ニュース」だとしてはねつけていた。

 クドロー米国家経済会議(NEC)委員長は1日、政策調整のための委員会を招集し、これには国家安全保障会議(NSC)と財務省の当局者も参加していたと関係者らは付け加えた。NEC報道官はコメントを控えた。

 会合について知る関係者によると、政府は米国の投資家にとって重大なリスクと考えられる中国企業を指数に追加した指数算出会社の決定を精査する方法に焦点を絞っている。ホワイトハウスがいかなる法的権限に基づいて主要指数が特定の中国企業を含めないように強制するのかは、現時点で不明。(ブルームバーグ Jenny Leonard)

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