株価・外為

東証、年初来高値 一時400円高、米決算を好感

 16日の東京株式市場は、米中の対立激化への警戒感が和らいだことに加え、米企業の好決算を背景にした米国株高を受け、日経平均株価が今年の最高値をつけた。終値は前日比265円71銭高の2万2472円92銭。東証1部全体の値動きを示す東証株価指数も年初来高値を更新した。

 米金融大手JPモルガン・チェースなど米主要企業の四半期決算が好調で、15日の米ダウ工業株30種平均は反発し、約1カ月ぶりに2万7000ドル台を回復した。東京市場もこの流れを引き継いで活発に取引が行われた。日経平均は上げ幅が400円を超え、昨年12月以来の高値水準となる場面もあった。

 日本証券業協会の鈴木茂晴会長は16日の記者会見で「11月半ばにも行われる米中首脳会談で何らかの合意に達すれば、かなりのインパクトをもってマーケットは動くだろう」と語った。

 三井住友DSアセットマネジメントの市川雅浩シニアストラテジストは「今月下旬に本格化する日本企業の決算発表は、通期業績予想の下方修正が相次ぎそうだが、市場ではむしろ来期の業績への期待の方が大きい」と話している。

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