海外情勢

好みと裏腹、投資は健康食品 バフェット氏、トレンド無視できず

 米著名投資家、ウォーレン・バフェット氏は、ファストフードやソフトドリンク、菓子類に目がないことで有名だ。それらは自身が会長を務める米投資・保険会社バークシャー・ハサウェイの投資先企業が量産しているものだ。だが、そんなバフェット氏をもってしても、より健康的な代替食品を求める最近の健康志向の高まりにはあらがえないようだ。

 バークシャーが投資する米キッチン用品会社バンパードシェフは1日、健康関連の製品への事業拡大に伴い、ピープロテイン(えんどう豆から作られるタンパク質)やケール、ファイバー(食物繊維)といった粉末タイプの健康食品のシリーズを市場投入した。「エンリッチャブルズ」と呼ばれるこれらの健康食品は小さなパック入りの状態で販売され、パスタやスープ、その他のメニューに加えることができるという。

 ジャンクフードなどあまり健康的ではない食品好きを主張するバフェット氏は、長生きする上で幸福感は重要であり、自分はオーガニックフードを多数そろえるスーパー、ホールフーズマーケットで買い物する多くの人々をほほ笑んで見てはいないと、2015年の時点で話していた。

 同氏が米コカ・コーラの「チェリーコーク」好きで、ソフトクリーム店「デイリークイーン」が運営する直販店を訪れることは知られている。年次株主総会では、同氏とビジネスパートナーのチャーリー・マンガー氏が米キャンディー会社シーズキャンディのキャンディーをむしゃむしゃ食べている光景を見ることができる。

 それでもやはり、バフェット氏が消費者のトレンドに影響されないというわけではない。同氏が筆頭株主である米コカ・コーラでさえ、脱加糖飲料を進めようとしている。(ブルームバーグ Katherine Chiglinsky)

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