国内

北陸新幹線全線、16年前倒し開業で4.3兆円効果 関経連など試算

 関西経済連合会や北陸経済連合会などの試算によると、2046年に予定される北陸新幹線の大阪までの全線開業を30年度に16年前倒しすれば、計約4兆3000億円の経済効果が得られる。関西と北陸の間を中心に全国で人の移動が年約1910万人増え、消費増加などで年平均約2700億円の波及効果が生まれるとした。

 試算は大阪商工会議所を加えた3団体で実施した。全線開通により、人の移動は関西と北陸の間で15年度実績から約1080万人増え、首都圏などその他の地域と関西や北陸を往来する人も約830万人増と予測した。宿泊や飲食、観光施設の活性化なども織り込んだ。

 大阪市で21日に記者会見した関西経済連合会の松本正義会長は「関西を訪れた外国人客を北陸に誘導させることにも寄与する」と強調。北陸経済連合会の久和進会長は台風19号で線路への浸水など重大な被害が発生したことに触れて「自然災害の激甚化を考えると国土強靱(きょうじん)化に向けて早期全線開業は絶対必要だ」と語った。

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