海外情勢

米中「第1段階」 11月署名目指す ライトハイザー通商代表「課題残る」

 米通商代表部(USTR)のライトハイザー代表は21日、米中貿易協議の「第1段階」合意をめぐり、「解決すべき課題がまだある」と記者団に述べた。11月中旬の合意文書への署名を目指す方針を改めて示し、25日に予定している閣僚級電話協議などを通じて妥結を急ぐ考えを強調した。

 ライトハイザー氏は、11月中旬にチリで開かれるアジア太平洋経済協力会議(APEC)までに「第1段階を仕上げるのが目標だ」と語った。トランプ大統領は「中国は既に米農産品を買い始めた」と指摘した上で「チリでの署名を期待している」と述べた。

 クドロー国家経済会議委員長は21日、FOXビジネステレビで、第1段階の協議が進展すれば、米国が12月15日に予定している対中制裁関税「第4弾」の残り約1600億ドル(約17兆3000億円)分の発動を取りやめる可能性を示した。一方、ロス商務長官は「正しい取引でなければ、11月の必要はない」と、内容次第で署名を先送りすべきだとの考えを示した。

 トランプ氏は今月11日、中国との貿易協議で「第1段階」の部分合意に達したと表明。中国が米農産品の購入を増やす代わりに、米国は15日に予定していた中国からの輸入品への制裁関税引き上げを見送った。(ワシントン 共同)

Recommend

Ranking

アクセスランキング

Biz Plus