国内

関電問題 報告書の存在知らず 経産省、職員対象に調査

 関西電力の金品受領問題で、経済産業省資源エネルギー庁は24日、関電が昨年にまとめた報告書について、問題発覚前に存在を知っていた職員はいなかったとの調査結果を明らかにした。同庁担当者が国会で開かれた野党追及チームの合同ヒアリングで質問に答えた。

 関電は問題の調査委員会をつくり、昨年9月に報告書をまとめたが、今年の10月2日まで公表していなかった。同庁によると、関電の原発が立地する福井県高浜町と接点を持った可能性がある200人以上の職員を対象に調査したが、報告書の存在を誰も知らなかったという。

 関電は前回のヒアリングに続き、この日も欠席した。

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