海外情勢

アーム、IPO方針を維持 予定の23年前後まで新分野開拓投資

 ソフトバンクグループ傘下の英半導体設計会社アーム・ホールディングスは、同グループの他の投資先の一部が変調を来す中、新規株式公開(IPO)を行う方針を維持することを明らかにした。2023年前後を予定する。

 アームのシガース最高経営責任者(CEO)はカリフォルニア州でのイベントで、今後も半導体技術の活用を新分野に広げるため投資を続け、約4年後のIPOが近づいたら投資ペースを落とすと説明した。

 同CEOは「公開市場復帰へと態勢を整えるためには、多くのことが順調に進む必要がある。われわれは利益を社の成長に投資してきた」「23年前後にわれわれの投資は実を結ぶはずだ」などと語った。

 ソフトバンクグループは、ビジョン・ファンドによる配車サービスのウーバー・テクノロジーズやシェアオフィス事業のウィーワーク、職場向けメッセージアプリのスラック・テクノロジーズなどへの前例のない規模の投資の一環として16年にアームを320億ドル(約3兆4700億円)で買収した。

 しかしウィーワークのIPO計画撤回に加え、ウーバーやスラックの株価が下落基調を強めており、他の投資先企業への影響が懸念されている。(ブルームバーグ Ian King)

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