海外情勢

GSと少額罰金の決着協議 マレーシア、1MDB問題で非公式検討

 マレーシアは公には、政府系投資会社1マレーシア・デベロップメント(1MDB)関連スキャンダルをめぐり米ゴールドマン・サックスに75億ドル(約8100億円)という巨額の支払いを求めるとしてきたが、交渉担当者は非公式に、はるかに少額で問題を決着させることを検討している。

 マレーシアの担当者は約20億~30億ドルをゴールドマンと協議したと、事情に詳しい関係者が述べた。最終的な金額はこの範囲と異なる可能性があるが、マレーシア側が受け入れる用意がある水準が明らかになった。同時に、マレーシアの検察当局は刑事裁判を高等法院で審理する意向を示しゴールドマンに圧力をかけているもよう。

 マレーシアのマハティール首相は、1MDB関連で流用された資金を取り戻すことを公約しており、進展を示すためゴールドマンとの年内の合意を望んでいる。腹心のダイム元財務相を交渉の責任者としていると、機密事項だとして関係者が匿名を条件に述べた。

 ゴールドマンと米司法省の担当者はコメントを控えた。マレーシア検察当局にコメントを求めたが現時点で応答はない。(ブルームバーグ Hugo Miller、Elffie Chew)

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