海外情勢

韓国の7~9月期GDP、0.4%増に鈍化 米中貿易摩擦が響く

 韓国銀行(中央銀行)が24日発表した2019年7~9月期の国内総生産(GDP)は前期比0.4%増と、エコノミストの予想(0.5%増)を下回った。前年同期比ベースでは2%増と予想と一致した。

 韓国経済の成長ペースは7~9月に鈍化し、このまま行けば今年の成長率は1.9%と、金融危機以降で最低となる。

 貿易に大きく依存する韓国経済は、最大の貿易相手国である米中の貿易摩擦の打撃を受けている。輸出は7~9月期に改善したものの、低迷長期化の影響で投資計画が圧迫されているとエコノミストは懸念している。

 韓国中銀は今年の成長率が予測の2.2%を下回る可能性があると警告した。蘭ABNアムロのエコノミスト、アルヤン・ファン・ダイクハイゼン氏は「韓国は依然として輸出主導型経済で世界の供給チェーンとの結びつきが強いため、世界的な成長・貿易鈍化の影響を受けている。日韓対立も響いている」と指摘した。

 輸出は前期比4.1%増、輸入は0.9%増だった。

 設備投資は0.5%増、政府支出は1.2%増、民間支出は0.1%増、建設投資は5.2%減となった。(ブルームバーグ Sam Kim)

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