国内

高齢者事故対策を指示 未来投資会議で首相表明

 政府は29日、未来投資会議を開いた。安倍晋三首相は、高齢者のペダルの踏み間違いによる事故を防ぐ加速抑制装置などを備えた「サポカー」の市場導入を加速する措置について、年末までに講じる方針を表明した。新たな技術を活用することで、社会問題化している高齢運転者の交通事故の抑制につなげる。

 梶山弘志経済産業相ら関係閣僚に具体的な検討を指示した。安倍首相は「対歩行者の自動ブレーキの装備や、ペダルの踏み間違え時の加速抑制装置を装備する車を普及する必要がある」と指摘。限定免許制度の導入も視野に入れるとした。

 この日は、第5世代(5G)移動通信システムを引き継ぐ「ポスト5G」の産業用途への普及策についても議論。安倍首相は「国際競争力を有する自動車、産業機械といった完成品メーカーとも協力し、わが国の技術力を結集した国家プロジェクトを検討していく必要がある」と強調した。

 また、乗り合いバスの共同経営や地方銀行の合併について、主務大臣の認可を受けて行う場合、独占禁止法の適用除外とする特例法案の概要を提示。来年の通常国会に提出する。ただ集中的に再編を進めるため10年間の時限措置とする。

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