31日の東京株

83円高 米追加利下げ評価で反発

 31日の東京株式市場は、景気下支えを狙った米追加利下げ決定を評価する買い注文が入り、日経平均株価は反発した。終値は前日比83円92銭高の2万2927円04銭。米中貿易協議の停滞を懸念し、上げ幅を縮める場面もあった。東証株価指数(TOPIX)は1.11ポイント高の1667.01で、3日連続で年初来高値を更新した。出来高は約14億6200万株だった。

 米連邦準備制度理事会(FRB)が30日に政策金利の引き下げを決め、30日の米国株が上昇し、追い風となった。平均株価は一時2万3000円に迫った。日銀は31日の金融政策決定会合で今後の利下げの可能性を示したが、今回は追加緩和措置を見送り、株価への影響は限定的だった。

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