国内

5時間半遅れて開催 RCEP閣僚級会議

 日本や中国、韓国、東南アジア諸国連合(ASEAN)など16カ国が参加する東アジア地域包括的経済連携(RCEP)交渉の閣僚級会議が1日、バンコクで開かれた。目標とする年内の妥結に向け、関税撤廃など意見の隔たりの大きい分野を中心に詰めの協議を行った。4日には首脳会議を予定するが、妥結に至るか見通せない状況だ。

 公式会議の前に各国の意見を調整する“地ならし”のための非公式会議が急遽決まり時間を費やした。結局、正式な会議は、予定より約5時間半遅れて始まるなど議論は難航した。

 年内の妥結に向け、鍵となるのがインドだ。対中貿易赤字に悩むインドは自国産業への影響を警戒し、関税撤廃や削減に慎重な姿勢を崩していない。今回の会議でもインドを納得させるための「妥協点」を見いだすことに協議の時間が多く割かれたもようだ。

 RCEP交渉は2013年から始まったが、トランプ米政権の保護主義的な動きに対抗するため、交渉参加国の間で妥結への機運が高まっている。とくに対米貿易摩擦が激化している中国が妥結に前向きになっているという。

 今回の閣僚級協議に出席を予定していた梶山弘志経済産業相は、国会日程を優先させ出席を見送った。代わりに牧原秀樹経産副大臣が出席した。

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