国内

外国訪問経費、精算されず 宮内庁が金庫で保管

 皇族の外国訪問に伴い、現地で現金での支払いが必要な時に備えて随行の宮内庁職員に交付された前渡し金計約1億円のうち、使われずに残った計約5800万円が、外国訪問終了後も早期に精算されず、金庫で保管されていたことが8日、会計検査院の調べで分かった。

 検査院は平成26~30年度、1回の外国訪問で前渡し金として100万円以上が交付された21件を調査。残った現金は速やかに精算する必要があるのに、宮内庁の事務室の金庫に入れられていた。1年以上保管されたままのケースもあった。

 検査院は、経費精算に対する職員の理解不足と、キャッシュレス決済の普及で手元に残る現金が多額になっていたことが一因とみている。宮内庁は「コメントすることはない」としている。

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