国内

国産木材の利用機運高める 同友会と知事ら新組織

 全国の経済同友会と41の都道府県知事らが発起人となり、国産木材の利用促進を目的とした「木材利用推進全国会議」が発足し、このほど東京都内で設立総会が開かれた。

 新たな組織は、木材の生産者だけでなく、建設や設計といった施工主など事業者のほか、地方自治体の関係者が情報交換できる場を提供する。勉強会やセミナーの開催を通じ、国産木材が利用しやすい環境づくりや新たな技術の普及を目指し、木材利用の機運を高めたい考えだ。

 代表を務める経済同友会の桜田謙悟代表幹事は冒頭で「一人一人が『木』の持つ価値や可能性を見つめ直し、豊かで強さあふれる地域社会をつくる信念の下、取り組んでいきたい」とあいさつした。

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