海外情勢

年内にも737MAXを認証 ボーイング株価大幅上昇

 米航空機大手ボーイングは11日、計346人が死亡した2件の墜落事故を受け、3月から運航停止となっている旅客機737MAXについて、米連邦航空局(FAA)が、設計を改めた飛行制御ソフトウエアを12月半ばまでに認証する見通しだと発表した。これを受け、同日の米株式市場で同社株は大幅高となった。

 同社が明らかにした運航再開に向けた詳細な計画によると、認証を確保すれば、納入されず太平洋岸北西部やテキサス州に置かれたままの新しい737MAX機の引き渡し開始に道を開くことができる。

 ただ、パイロット向けの新たな訓練資料が規制当局に承認されるまでは商用フライトの再開は認められず、ボーイングはこれが来年1月になると予想している。同社はさらに、航空各社が737MAXの運航再開の準備を整え、フライトスケジュールに再び組み込むには時間を要することを認めた。

 737MAX運航再開に向け、より詳細な工程表が示されたことで投資家の懸念は和らいだ。発表後、ボーイングの株価は上げに転じ、一時5.3%高と取引時間中としては6月以来、約5カ月ぶりの大幅上昇となった。これが原動力となり、ダウ工業株30種平均も3営業日連続で過去最高値を更新した。(ブルームバーグ Julie Johnsson、Mary Schlangenstein)

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