20日の東京株

144円安 香港めぐる米中対立を不安視

 20日の東京株式市場は、香港デモをめぐる米中の対立不安から売りが強まり、日経平均株価は続落した。上海、香港株が下落すると、平均株価の下げ幅は一時200円を超えた。終値は前日比144円08銭安の2万3148円57銭で約1週間ぶりの安値を付けた。出来高は約13億5300万株。

 米上院が19日、中国に対して香港の高度な自治を保証する「一国二制度」を守っているかどうかの検証を毎年求める「香港人権・民主主義法案」を下院に続いて可決。中国が報復措置も辞さないと強く反発したため、市場で懸念が広がった。

 朝方は小幅安だったが、その後、上海、香港などアジア市場が総じて軟調だったため、利益確定売りが出た。

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