海外情勢

トリポリで音楽使い「抗議活動」

 反政府デモが続く中東レバノンの第2の都市、北部トリポリで連夜、DJやミュージシャンが音楽を使って「抗議活動」を盛り上げている。中心部の広場にナイトクラブのような重低音が響き、参加者同士が「一体感を得られる」と好評だ。

 「サウラ(革命)!」「サウラ!」。子供からお年寄りまで幅広い年代が集まって声を上げる。表情は明るい。水たばこや飲み物の出店が並び、お祭りムードが漂っていた。

 DJのマイク・アラファイさんは「政治への怒りはたまっている。発散する場も必要だ」と話した。

 レバノンのデモは背景に慢性的な財政難や政治腐敗がある。近くで電気店を営むアラ・バディアさんは「不況で開店休業状態だが、ここに来ると苦しいのは自分だけではないと感じられる」と笑顔を見せた。(トリポリ 共同)

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