海外情勢

中国・住宅価格下落都市、16年2月以降最多に

中国新聞

 中国指数研究院によると、中国100都市の2019年11月の新築住宅1平方メートル当たり平均価格は前月比0.21%上昇の1万5105元(約23万3100円)だった。55の都市で上昇し、40都市で下落、5都市が横ばいだった。同研究院研究開発センターの研究副総監、呉建欽氏は、不動産市場の分析会で「100都市のうち40都市の下落は、16年2月以降で最も多い。平均価格の上昇幅も13カ月連続で0.4%以下にとどまって毎月のように縮小しており、市場の冷え込み傾向が鮮明になっている」と指摘した。また同センターのモニタリングによると、50都市で11月の分譲住宅の販売戸数が前年同月比10%前後減少しており、住宅価格の動向とほぼ一致したという。(中国新聞社)

Recommend

Ranking

アクセスランキング

Biz Plus