海外情勢

投資管理いまだ「男の世界」 大型ファンド77%は女性不在

 ポートフォリオマネジメントの業界は依然として、主に「男の世界」だ。ゴールドマン・サックス・グループによる最新の調査でこの事実が分かった。

 デービッド・コスティン氏率いるストラテジストらによるリポートによると、528の大型投資信託のうち409本、つまり77%のポートフォリオ管理チームが全員男性の構成だった。これらのファンドの資産は米国の株式投資信託全体の64%を占めていた。

 女性のみのチームが管理するファンドは15本にすぎず、ファンド数としては全体の3%、資産では1%相当だった。ポートフォリオマネジャーの3分の1以上が女性であるファンドは73本(14%)で資産は1960億ドル(約21兆3110億円)。

 数は少ないものの、女性が運用するファンドのリターンは男性とほぼ変わらない。2017年初め以降、女性チームのファンドの39%で年間成績がベンチマークを上回った。全ファンドでは41%。

 男性と女性の違いの一つは選好するセクターだ。女性は情報技術、公益事業、消費財関連により多くの資金を配分し、男性は金融サービス会社を好むという。

 銘柄レベルでは、女性が好むのはアマゾン・コム、アップル、ナイキ、マイクロソフト、メルク。一方、バークシャー・ハサウェイやコムキャスト、JPモルガン・チェースへのエクスポージャーは低めだった。(ブルームバーグ Felice Maranz)

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