株価・外為

NY株最高値、100ドル高 米中摩擦緩和に期待感

 週明け16日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は4営業日続伸し、前週末比100・51ドル高の2万8235・89ドルと、過去最高値を更新して取引を終えた。米中貿易摩擦緩和への期待から買いが優勢となった。更新は11月下旬以来。

 幅広い銘柄で構成するSP500種株価指数も22・65ポイント高の3191・45と続伸、ハイテク株主体のナスダック総合指数は79・35ポイント高の8814・23と続伸し、いずれも過去最高値を3営業日連続で更新した。

 米中貿易協議の「第1段階」合意を受け、投資家心理が改善。世界経済の成長を押し上げるとの見方が広がった。中国の11月の工業生産が堅調だったことも買い材料となった。

 銘柄別では、主力製品のスマートフォンへの対中制裁関税発動が回避されたアップルの上昇が目立った。医療保険のユナイテッドヘルス・グループも買われた。(共同)

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