海外情勢

ボーイング宇宙船、地球帰還 「スターライナー」ソフト不具合で実験日程短縮

 米ボーイングが打ち上げた商用宇宙船CST100「スターライナー」が22日、無人飛行試験日程を2日間に短縮して地球に帰還した。

 スターライナーはニューメキシコ州ホワイトサンズミサイル試験場に現地時間午前5時58分(日本時間同午後9時58分)に着陸した。

 20日午前にフロリダ州ケープカナベラル空軍基地から打ち上げられたスターライナーは、上昇中にソフトウエアの不具合が発生。計画していた国際宇宙ステーション(ISS)とのドッキングができないまま帰還を余儀なくされ、実験は失敗に終わった。航空機事業で問題を抱えているボーイングは、新たな打撃を受けた。

 スターライナーは最大7人を乗せてISSと地球を往復することを目指して設計されたカプセル型宇宙船。ボーイングと米航空宇宙局(NASA)は数週間をかけてスターライナーと今回の飛行実験で集めたデータを検証する計画。NASA幹部のステーブ・スティッチ氏によると、ボーイングに2回目の無人飛行実験を求めるかどうかは検証後に判断するという。

 NASAによれば、打ち上げから約50分後にスターライナーは所定の位置から外れ、ISSとのドッキング前で最後の軌道投入のための燃焼を開始できなかった。(ブルームバーグ Justin Bachman)

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