海外情勢

米国売りでドル下落を確信 ガンドラック氏、赤字拡大など指摘

 ダブルライン・キャピタルのジェフリー・ガンドラック最高経営責任者(CEO)は、最も強く確信している相場見通しはドルの下落だと述べた。

 ブルームバーグ・ドル・スポット指数は昨年、為替市場のボラティリティー(変動性)低下を背景に1%未満の下落にとどまった。しかしガンドラック氏は、米財政・貿易赤字の拡大、イールドカーブのスティープ化、外国勢の投資縮小がついにドルに打撃を与える可能性があると述べた。

 ガンドラック氏は7日、毎年恒例のウェブキャスト「ジャスト・マーケッツ」で「外国勢が米国売りを開始する中、ドルは大きく下落し始めるだろう」と指摘。米国売りは「今後数年間のテーマになると考えており、今年に始まるかもしれない」とも述べた。

 同氏は少なくとも2018年1月前半からドル下落を警告。ドル安が現実となれば、金など商品価格に恩恵を与えると同氏は予想している。

 今年の幅広い株式・債券市場のリターンについては、ほぼ全ての資産が過去10年で最高のパフォーマンスとなった19年には遠く及ばないとの見通しを示した。ただ、投資家は向こう10年間にボラティリティーの上昇を期待できると述べた。(ブルームバーグ Katherine Greifeld、John Gittelsohn)

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