海外情勢

肺炎ショックの武漢、都市運営保障へ準備

ラヂオプレス

 中国新聞社によると、中国湖北省武漢市公安局の出入境管理局は公式ミニブログを通じて、「感染状況が終息するまで、市全域の各級出入境管理窓口での中国公民の各種出入境業務を停止する」と通告した。新型コロナウイルス感染による肺炎の予防・抑制活動を強化するためで、再開時期については別途通知するとしている。

 また、武漢市の馬国強・党委書記は「都市の運営を保障するため、武漢に戻って働きたい人、戻って働く必要がある人を歓迎する。一方、武漢は現在、それぞれの雇用単位が人員データの登録をしっかり行うようにするなど、武漢に戻る労働者に対する疫病対策プランを策定している」と述べた。

 馬氏はまた、「武漢は疫病の発生状況を見て、国に休暇期間の再延長を申請するかどうかを判断することにしている。現在、都市の運営を保障する人員が武漢に戻ることに対して円滑なルートを構築すると同時に、監視をしっかり行うよう既に雇用単位に通達している」と明らかにした。(RP=東京)

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