株価・外為

東証反落、肺炎拡大を警戒 33円安

 13日の東京株式市場の日経平均株価(225種)は反落し、終値は前日比33円48銭安の2万3827円73銭だった。中国で肺炎を引き起こす新型コロナウイルスの感染拡大が続いていることを警戒する売り注文が出た。最近の米国株上昇は支えになった。

 全銘柄の値動きを示す東証株価指数(TOPIX)は4営業日続落し、終値は5・84ポイント安の1713・08と約1週間ぶりの安値を付けた。出来高は約12億3500万株。

 新型肺炎について中国湖北省が13日朝、感染者が1万4840人増えたと公表した。中国で経済活動が停滞して日本企業の業績が悪化するとの懸念が広がり、投資家の消極姿勢が目立った。13日のアジア市場が総じて売り優勢で推移し、重荷となった。

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