海外情勢

GS、投資家に成長の誓い 初のインベスターデー ROE13%超を表明

 かつて米ウォール街で圧倒的な強さを誇ったゴールドマン・サックス・グループは、失われた輝きを取り戻そうと新たな成長目標を掲げて投資家にアピールした。

 初のインベスターデーを開いたゴールドマンは、今後3年間の株主資本利益率(ROE)を13%超に引き上げることを目指すと表明。コストを13億ドル(約1430億円)削減し、事業運営資金においてリテール(個人向け)預金への依存を高める方針。2019年のROE実績は法務係争費用を除いたベースで11.5%だった。同社経営陣はトランザクションバンキングとリテールバンキングの採算化を見込み、利益率は「10%台半ば」に到達可能だと話した。

 同社は今後3年間で14%を超える有形株主資本利益率(ROTE)を目指すと明らかにした。また経営レベルでの人員削減や人工知能(AI)活用で経費を減らす計画に基づき、効率比目標を60%に設定した。

 デービッド・ソロモン最高経営責任者(CEO)は「こうした好機の1つまたは複数を実際に開花させたゴールドマン・サックスを想像してほしい」とインベスターデー参加者に呼び掛け、「われわれの収益力が劇的に伸びるだろう」と述べた。(ブルームバーグ Sridhar Natarajan)

Recommend

Ranking

アクセスランキング

Biz Plus