海外情勢

ナイキを違法支払いで調査 SEC、米司法省から証拠受け取り

 米ナイキは、有望な若手バスケットボール選手に違法な支払いを行ったとの指摘をめぐり、米証券取引委員会(SEC)の調査を受けている。同社から多額の金を奪い取ろうとしたとして起訴されたマイケル・アベナッティ被告の弁護士が指摘した。

 被告側弁護士のハワード・スレブニック氏は先月29日、マンハッタンの連邦地裁での冒頭陳述で陪審に対し、SECによる調査を初めて明らかにした。ナイキと競合会社アディダスの調査に着手していた司法省が、証拠をSECに引き渡したという。ナイキの元弁護士もこの後の法廷証言でSECの調査について認めた。

 アベナッティ被告は、ナイキが選手に不適切な支払いを行ったと主張するカリフォルニア州のコーチの代理人として、2019年3月に和解交渉を進めていた際、同社から2500万ドル(約27億4700万円)を脅し取ろうとしたとして昨年訴追された。

 アベナッティ被告は、ポルノ女優「ストーミー・ダニエルズ」として知られるステファニー・クリフォードさんが、トランプ米大統領を相手取った訴訟でクリフォードさんの代理人を務めたことで、全国的に有名になった。(ブルームバーグ Erik Larson、Eben Novy-Williams)

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