20日の東京株

78円高 円安好感し続伸、新型肺炎警戒で荒い値動き

 20日の東京株式市場は、円安ドル高の進行を好感して、日経平均株価は続伸した。終値は前日比78円45銭高の2万3479円15銭。朝方は大幅高となったが、新型コロナウイルスによる肺炎拡大への警戒感が広がり、急速に上げ幅を縮小した。値動きの荒い相場展開となった。東証株価指数(TOPIX)は2.62ポイント高の1674.48。米株高を背景にドルを買って円を売る動きが加速し、外国為替市場で円相場が一時、1ドル=111円台半ばまで急落した。東京株式市場では、輸出企業の採算改善期待から自動車や電機などの製造業が買われた。上げ幅は400円を超える場面があった。ただ節目の2万3800円を回復すると利益確定売りが出やすくなり、新型肺炎への警戒感から上げ幅を縮めた。

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