国内

生保協会、外貨建て保険の販売資格創設へ 苦情増加に対応、令和4年中

 生命保険協会は21日、契約者が支払った保険料を外貨で運用する「外貨建て保険」の販売資格を新しく創設すると発表した。為替変動によっては元本割れを起こすといったリスクがあるが、説明が不十分などとして苦情が増えていた。このため、専門知識を有する新しい資格を持った人だけが販売できるようにする。今年10月に試験を開始し、令和4年中の販売資格者登録制の導入を目指す。

 外貨建て保険は、銀行窓口などの販売で苦情が増加傾向にあった。生保協によると、昨年7~9月期の代理店での苦情件数は744件と、前年同期比で8%増えた。苦情の多くは「説明不十分」が理由で、全体の7割程度を占めるという。

 同日会見した生保協の清水博会長(日本生命保険社長)は外貨建て保険の苦情対応について、「業界の最重要課題の一つとして、スピード感を持って取り組んでいく」と強調した。

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