株価・外為

東証、1万9千円割れ コロナショックで下げ幅700円超に

 新型コロナウイルスの感染拡大による金融市場の混乱が続いている。10日午前の東京株式市場は全面安の展開となり、日経平均株価は一時、1万9千円を割り込んだ。感染拡大による景気下振れを懸念する世界中の投資家がリスク回避に傾いており、株安の連鎖に歯止めがかからない状態だ。

 日経平均の寄り付きは、前日終値比223円87銭安の1万9474円89銭。取引時間中の1万9千円割れは約1年3カ月ぶり。前日の米国株急落の勢いを受けて取引開始直後から売り注文が先行し、下げ幅は一時700円を超えた。

 前日の米ニューヨーク市場で、ダウ工業株30種平均は2千ドル超急落し、過去最大の下げ幅を記録。米国内での感染拡大による世界景気減速懸念に加え、サウジアラビアの増産観測を受けた原油市況の急落が金融市場全体に混乱をもたらした。

 前日は欧州でも主要国の株価は軒並み急落した。下げ幅はイタリアが11・2%、フランスが8・4%、ドイツが7・9%、英国が7・7%-だった。

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