17日の東京円

106円台後半 ドル資金への思惑で円売り優勢

 17日の東京外国為替市場の円相場は1ドル=106円台後半で取引された。

 午後5時現在は前日比27銭円安ドル高の1ドル=106円86~87銭。ユーロは12銭円高ユーロ安の1ユーロ=119円01~05銭。

 新型コロナウイルスの感染拡大を懸念し、16日の米国株が暴落したことを受け、比較的安全な資産とされる円を買ってドルを売る動きが出た。その後は日経平均株価の上昇や、運用資産を現金化しドル資金を手元に持ちたいとの投資家の思惑により、円を売る注文が優勢となった。

 一方、国債市場は、長期金利の指標である新発10年債(357回債、表面利率0.1%)の終値利回りが前日と同じ0.005%だった。

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