海外情勢

エクソン、巨額事業に暗雲 原油安 旗艦の盆地で生産ペース抑制

 米エクソンモービルは、同社の旗艦シェールプロジェクトがあるパーミヤン盆地での生産ペースを鈍らせている。最近の原油安を受けて大手石油会社が生産を抑制しつつある兆候が出始めている。

 同社は5日、ニューヨークでのアナリスト会合で、向こう2年にわたり同プロジェクトの生産の伸びを約10%抑制すると表明。ただ、2024年までに生産をほぼ3倍に増やす長期計画については維持するとした。

 原油の世界的な供給過剰に新型コロナウイルスによる需要面の影響が重なり、エクソンが巨額を投じた同プロジェクトをめぐる懸念が強まっている。

 原油価格は今月に入り急落している。エクソン株は15年ぶり安値に落ちこんでいる。同社はカウンターシクリカル(景気変動抑制的)戦略の一環として、景気下降期に新規プロジェクトへの多額の投資を続けている。(ブルームバーグ Kevin Crowley)

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