海外情勢

過去最大のマイナス成長に 米4~6月期、失業率3倍予想

 米経済専門家らの間に、米国の国内総生産(GDP)が過去最大のマイナス成長に陥るとの見方が浮上している。

 ブルームバーグが集計した金融機関やシンクタンクの米経済予測によると、新型コロナウイルスの感染封じ込めのため企業は業務停止を余儀なくされ、その結果、数百万人の雇用が失われる可能性がある。米経済が急激なリセッションに陥りつつあり、4~6月期のGDPは四半期ごとの記録が開始された1947年以降で最大のマイナス成長になるとの見方が出ている。

 大半のエコノミストはGDPが4~6月期に大きく減少した後、下期は感染収束に伴い成長が回復すると予想している。一方、失業率については、2月の3.5%から今後数か月はその2倍か3倍になると予想するエコノミストが多い。(ブルームバーグ Reade Pickert)

                  ◇

 ■米GDP成長率と4~6月期失業率の予測

 (調査機関/1~3月期/4~6月期/失業率)

 TDセキュリティーズ/▲3/▲25/7.4

 モルガン・スタンレー/▲2.4/▲30.1/12.8

 バンク・オブ・アメリカ/0.5/▲12/6

 ブルームバーグ・エコノミクス/0.5/▲9/6.5

 シティグループ/▲0.5/▲12/6.4

 クレディ・スイス/▲1.5/▲12/8

 ゴールドマン・サックス/▲6/▲24/6.6

 UBS/▲2.1/▲ 9.5/5.8

 ナットウェスト・マーケッツ/▲0.3/▲8.5/5.6

 JPモルガン/▲4/▲14/6.25

 ドイツ銀行/0.6/▲12.9/-

 オックスフォード・エコノミクス/▲0.5/▲11.9/10

 ※ブルームバーグ集計。単位:前期比年率%。▲はマイナス、-は予測なし

Recommend

Ranking

アクセスランキング

Biz Plus