株価・外為

東証、一時1000円超下落 都の外出自粛要請で警戒モード

 新型コロナウイルスの感染拡大が続く中、26日の東京株式市場は4日ぶりに急反落した。日経平均の終値は、前日比882円03銭安の1万8664円60銭。下落幅は一時1千円を超えた。政府が緊急事態宣言を行う可能性が出てきたことで、経済活動停滞への警戒が広がった。

 前日に東京都が週末の不要不急の外出の自粛を要請したことで、東京市場は朝方からほぼ全面安の展開となった。感染爆発に備え、政府が政府対策本部を設置する方針を固めたことが伝わると、売り注文は一段と膨らんだ。

 新型コロナの影響で、令和2年3月期の連結業績予想を下方修正する企業も相次ぎ、相場の押し下げ要因となった。JXTGホールディングスはこの日、最終赤字に転落する見通しになったと発表。前日に下方修正した丸紅やTDKも売られた。

 前日までの3日間で、日経平均は3千円近く上昇しており、利益確定売りにも押された。一方、東京外国為替市場では、リスク回避の円買いが進んだ。

 ある市場関係者は「都の外出自粛要請で経済へのダメージは大きくなりそうだ。押し目買いの株式投資家も息切れし始めた」と語った。

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